皆さんはこの症状をご存知でしょうか?
私は2023年にこの言葉を知りました。
そして出会えてよかった。
なぜなら自分が長年抱えていた症状で、
それはただ単に自分が悪いだけだと思っていたからです。
まずはこの症状について
説明させていただきます。
音嫌悪症(ミソフォニア)は
特定の音に対して激しい怒りや嫌悪感・逃避願望を感じる症状です。
トリガーとなる音の例として
咳、くしゃみ、鼻をすする音、キーボードをたたく音、咀嚼音、
いびき、あくび、麺をすする音、飲み物を飲む音、爪を切る音、
時計の秒針音etc・・・
私が特に反応してしまうのが咳、くしゃみ、痰を吐き出す音です。
自分が出てしまうときさえ苛立ちます。
他人の場合には殺意をおぼえます。それほど嫌なのです。
音の大きさに左右される「聴覚過敏」とは違うそうです。
この症状が自分だけでないんだとわかった時は本当に救われました。
だって日常生活で、他人が周りにいれば誰かしら
くしゃみや咳をするし、特に年配の男(思い出しただけで不愉快)は
痰を道に吐き捨てる奴をよく見かけます。音も死ぬほど嫌いだけど目に入るものも
汚く不愉快にさせられる(-_-メ)
ミソフォニアを検索して驚いたことは
「ミソフォニア 殺意」で
上位検索されていたことです。
自分だけじゃなかったんだ!!!(@_@)
ミソフォニアでない方は驚くかもしれないのですが
嫌な音が耳に入った瞬間、怒りのボルテージが100%を超えるんです。
一瞬で。
私がこうなった原因は明確にあります。
それは父です。
父はよく痰を吐く人で、その上夜と朝には自宅の二階から
毎晩自宅の駐車場に痰を吐き出していました。
今こうやって書いていますが
思い出すだけで気が狂いそうになるくらいです。
毎日毎日気持ち悪い音を聞き続けて発狂しそうになるのを
耳を塞いで我慢していましたが、脳に焼き付けられた音は
塞いだ手など意味がありませんでした。発狂しそうで怒りに震えた体を
手で抑えていたのです。
近年この言葉が知られるようになってきたようですが
身近では聞いたことがありません。
もっと知られたら生活しやすくなるのでしょうか・・・
コメント